この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
さび止め塗料とは?
さび止め塗料は塗料の仲間で金属の腐食を防ぐ目的で使用される塗料のことをいいます。
金属の表面に塗ると皮膜を作ってさびの原因になる水や酸素を除去したり遮断するような働きがあります。
さび止め塗料はさまざまな成分で構成されていてその中でも顔料は防錆効果が高くさび止め塗料にはよく使われている成分です。
さび止め塗料は以前は人体への悪影響が心配されるような亜鉛やクロムなどを中心にして構成されていましたが近年では人体への悪影響が心配ない成分をメインにした塗料として開発が進められています。
またさび止め塗料は一般的に5年ほどを目安にして塗ると良いと言われていて鉄部の塗装もまた5年ほどを目安にして塗装するようにした方が良いと言われています。
さまざまな原因が考えられるとはいえ鉄部は錆びてしまうと取り替えなければならないほど腐食することもあるので建物には甚大な被害を与えることになります。
早め早めの対応と同時に定期的なメンテナンスという意味でも5年サイクルくらいの塗装が理想的です。
さび止め塗料はカラーが豊富
さび止め塗料は以前より若干のカラーがありましたが、その多くは赤茶系であまりきれいでファッションセンスあふれるようなものではありませんでした。
それは以前の主成分によるところが大きく近年では成分も変わってきたことからカラーさび止め塗料というものが登場し8種類前後のカラーから選べるようになったと言われています。
やはり外壁塗装の塗料に比べるとカラーバリエーションは少ないですがそれでもアイボリーやホワイト、ブルーなどもあり選べるようになったので建物の鉄部にカラーを持たせてポイントにすることも可能となりましたし、鉄部に意味を持たせるということにも利用されています。
場合によっては上塗り塗料との相性も考えた方が良いものです。
使用するときはさまざまな条件も考えて塗ることが重要なポイントになりそうです。