この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装は喘息患者に影響があるの？
最近の外壁塗装は喘息に影響が起きにくくなっています。
外壁塗装をする場合に気になるのが健康被害であり、特にご家族に喘息の疾患がある人がいる場合は気になるでしょう。
最近の流行であるサイディングは乾式工法ですから問題はありません。
しかし、外壁塗装などの湿式工法であれば気になるでしょう。
外壁塗装の材料は健康被害を防ぐために塗料の中身のホルムアルデヒドの濃度を規制するようになっています。
人体に害がない量しか入っていないことを証明する表示がされていますから、一般的に普及している外壁塗料は喘息がおきにくいです。
匂いが喘息に悪いと気になるならば……
水性塗料を検討してはいかがでしょうか？
外壁塗料の印象は、溶剤でシンナーを使うことをイメージします。
しかし、外壁のコンクリートやモルタルに塗布する外壁塗料は水性塗料を選ぶこともできます。
水性塗料は油性の外壁塗料よりも耐久面や機能は劣ります。
しかし、匂いはある程度、抑えることができるメリットがあるのです。
そうは言っても水性塗料でも結合しなければなりませんから、アンモニアの成分は多少含まれます。
アンモニア特有の匂いを避けることはできません。
シンナーほどの害はありませんし無害ですから気にすることはないでしょう。
全く匂いの外壁塗料もありますが高額
一般向けではありません。
病院などの施設の場合は、全く匂いがない不快感のない塗料を使用することもありますが、特殊な製造方法をするので凄く高額です。
高額な外壁塗料を一般的な住宅やマンションで使えることは非現実的です。
そこまで、神経質になることもありませんし、基本的に今の外壁塗料は体に害はないと考えてください。
どうしても気になるならば、上手な換気の方法や足場を工夫してもらうように外壁塗装業者と相談しましょう。
