この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
ベランダの防水はどうしたらいいのか
ベランダは建物によって防水のために塗装してあるところとコンクリートそのままのところがありますが、実は防水のために塗装している方が断然良いものです。
ベランダも建物の一部で雨風によって汚れたり水が浸透することがあれば腐敗して建物に深刻な影響を与えます。
主なベランダの防水は防水工法を実施することがほとんどでFRP防水塗装などが代表的です。
平米あたり5000円前後とリーズナブルで一般的な4メートルくらいのベランダの場合なら施工費は15万円くらいになる計算です。
強い防水性能をもっているFRP防水塗装は軽くて耐熱性にも優れ、耐久性も良いといいとこどりの魅力があります。
こうした防水工事は個人で行うのは限界がありますし、詳しく正しい知識がない場合は手を付けられないか、手を付けたけれども最後までできなかったというような事態になりかねません。
そのため防水施工は専門業者や塗装業者に依頼することがおすすめです。
ベランダの防水加工が劣化していると判断できる例
ベランダといっても持ち家の場合とアパートに住んでいる場合では多少違いがありますが、劣化の状況を把握するタイミングを紹介します。
例えば塗装のはがれ、水たまり、塗装のひび割れ、雨漏りや漏水があるときは完全に防水加工のやり直しが必要です。
剥がれの場合はどこから剥がれているのかによって対応が違いますのですっかりはがれてコンクリートが見えるようではすぐに業者に依頼した方が良いレベルと考えておきましょう。
ひび割れもほとんどは経年劣化ですのでその場合は補修が必要になります。
ベランダを下から見たときにひび割れがみえるようでは雨漏りや漏水の可能性があります。
この状態になるとベランダの表面を見ても劣化がはっきりとみられることが多いので早めの対応が必要になります。
腐食しているようなところがあるときはベランダには立ち入らないように気を付けることも必要です。
