この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
築10年を経過してくると外壁が劣化してくるので外壁塗装をする必要が出てきます。
外壁塗装をする時は最初に複数の業者から見積もりを取ってもらいますが、大きく異なる事もよくあります。
最初に見積もりを取ってもらった業者は150万円ぐらいだったけどその次の業者は100万円以下だったというケースも少なくありません。
このように大幅に金額が違ってくると何か裏があるのではないかと勘ぐってしまう事もありますが、要因になっている点がいくつかあります。
そこで業者によって外壁塗装の価格が違うのはどのような要因があるのか見ていく事にしましょう。
塗料のランクが違う
外壁塗装で使用する塗料は耐久年数が5年から7年程度のものから15年以上のものまで幅広くあります。
業者によって取り扱っている塗料も違うので見積もりをした時の金額にも差が出てきてしまいます。
最近では耐久年数が10年から12年程度のシリコン塗料や15年以上のフッ素塗料を使用する事が多いですが、この2つの塗料を比較しても価格が違ってきてしまいます。
複数の業者に見積もりを出してもらう時は同じランクの塗料にすると正確な比較をする事が出来るので試してみるといいでしょう。
コストのかけ方が違う
外壁塗装をする時は担当する職人、作業するスペースを作るために必要な足場などコストがかかってしまいます。
しかし業者によってコストのかけ方が違ってくるので見積もりをした時の金額にも差が出てしまう事があります。
工事を担当する職人の人数を2人にしている業者もあれば5人にしている業者もあります。
また足場の種類もいくつかあるので高いものを使用している業者もあれば安いものを使用している業者もあります。
業者を選ぶ時はどのぐらいコストをかけているのかも確認しておいた方がいいでしょう。
まとめ
外壁塗装をする時に業者によって価格が違うのは塗料やコスト面が大きな要因となっています。
複数の業者に見積もりをしてもらう時は条件を出来るだけ同じにして比較する事が大切になってくるのでしっかり頭に入れておきましょう。