この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装をするときは近隣への配慮を忘れずに
住宅ローンを組んで念願のマイホームを手に入れ広い家での生活がスタートしたときはすごく気持ちも高ぶってきます。
新しい家はどこを見ても綺麗で初めのうちは掃除をするだけで綺麗になりますが年数を経るにしたがい傷なども目につくようになります。
屋内の劣化は目につきやすくリフォームを積極的に行う方も多いと思いますが屋内の劣化以上に屋外には劣化が進行しています。
私たちが住む日本の気候は四季があり暑い時期と寒い時期では気温に大きな差があります。
また朝晩にも温度差があり建物にダメージを与えます、湿度の高い気候も外壁や屋根には負荷をかけることになります。
このようなダメージを長年受け続ける外壁の塗装はその効力を徐々に失っていくため定期的に塗り替えのリフォームが必要になります。
外壁・屋根のリフォームを行う際は事前に建物の周辺を片づけたり足場を組んだり、養生をしたりといろいろなことをしなければなりませｎ。
中でも塗装の臭いが周辺に拡散するため近隣への配慮は特に重要となります。
工事が決定したら近隣へ工事のご挨拶を早めにすましておくことが大切です。
外壁塗装で発生するペンキの臭いはどの程度
外壁・屋根の塗装リフォームを行う場合、実際に塗装をする日数は平均では3日程度となっています。
塗装内容によって違いはありますが基本的には下塗り・中塗り・仕上げ塗りの合計3回の塗装工程があるためでそれぞれの乾燥時間を考えると場合によっては1週間くらい塗装の臭いが周辺に拡散する可能性があります。
外壁・屋根の塗装で発生するペンキの臭いはどの程度あるのかは建物の方向や周辺の環境によっても変わってきます。
また水性塗料か・油性塗料科によっても違ってきます。（油性塗料は希釈に溶剤を使用するため臭いが強い傾向です）
溶剤の臭いが苦手な人は頭痛がすることもありますが塗装の臭いは人体に影響はないのでしょうか。
厳密にいえば塗装の臭いは人体に影響を及ぼす可能性はあります。
塗装の溶剤にはキシレン・イソプロピルアルコールなどが使用されていますがこれらは有機溶剤に認定されたもので長時間この刺激臭を吸うと健康被害を起こす可能性があります。
短期間では臭いが気になる軽い頭痛がする程度ですが人体に影響を及ぼしますので臭いの拡散対策と近隣への配慮が特に重要になってくる工事と言えるでしょう。
